ジビエgibier 肉料理の注意点
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新鮮なお肉だから
生でも大丈夫!
は大間違い
ジビエを安全に食べるためには
ジビエ料理
ジビエは、牛や豚などの家畜と違い、えさや飼い方などがコントロールされておらず、
病原菌のほか、寄生虫やE型肝炎ウイルスなどを保有している可能性があります。
平成15年には、イノシシの肝臓を食べ、E型肝炎に感染して死亡する事件をも
起きています。
生、または、不十分な加熱でジビエを食べると、深刻な健康被害につながる恐れがあります。
どんなに新鮮でも、絶対に生では食べないようにしてください。
東京都多摩府中保健所『食べ物暦』より
ジビエ(gibier)とは、フランス料理用語 狩猟で捕獲された食用とする野生鳥獣の肉
鹿・猪・ヒグマ・野ウサギ・マガモ・キジ・カラスなどの肉。
ヨーロッパでは、ジビエ料理は古くから発展してきた食文化で、冬の味覚。
日本でも、古くから マタギが狩猟をして食してきています。
一般的ではありませんでしたが、最近は農作物の食害対策として捕獲される野生鳥獣の
増加やジビエ料理人気から、食べられるようになってきました。
カンピロバクター食中毒の症例は?
主な症状は、下痢・腹痛・発熱
原因となる食品を食べてから、1〜7日後に発症します。
食中毒症状が治って後で、『ギランバレー症候群』
という手足のしびれや、顔面麻痺・歩行困難 等の病気を引き起こす
場合もあります。
カンピロバクター食中毒の原因は?
鶏わさ・鶏刺し などの生肉や加熱不十分な肉(肉全般)料理
生肉を処理した手指や調理器具から他の食品が汚染されたことによる食中毒
事例もあります。
包丁・まな板・手・ふきん・皿・ボール・さい箸 など、生肉に触れたものは、
洗剤で洗浄してから、熱湯や漂白剤などで消毒し乾燥させること。
野菜や果物は、先に下ごしらえ等準備しておき、肉や魚は、最後に下ごしらえするなど、
野菜が肉などの食材と一緒にならないように調理手順を考えて調理する
どんなお肉でも、(牛・豚・鶏・その他)
お肉を生で、または、加熱不十分で食ないでください
昨年、都内で発生した食中毒のうち、最も多く発生したのは、『カンピロバクター』という
細菌による食中毒です。カンピロバクターは、熱や乾燥に弱いので、調理や食事の際に
ちょっとした注意をすれば防ぐことができます。しっかりと予防しましょう。